事業報告
第75期の成果と今後の取り組み
第75期の成果
年度 | 売上高 (千円、%前期比) |
営業利益 (千円、%前期比) |
経常利益 (千円、%前期比) |
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第75期 | R3年10月期 | 1,551,179 | 121% | 115,242 | 151% | 117,533 | 154% |
第74期 | R2年10月期 | 1,286,274 | 83% | 76,553 | 82% | 76,355 | 82% |
第73期 | 元年10月期 | 1,545,515 | 140% | 93,355 | 546% | 93,097 | 354% |

代表取締役
笠島 浩一
第75期(令和3年10月期)は、売上高1,551百万円(前期比121%)、営業利益高118百万円(前期比154%)となり前期比で増収増益となりました。
期初目標の売上高1.510百万円、営業利益48百万円との対比では売上高、営業利益ともに目標達成とすることができました。
今期75期は、前期74期にコロナ禍対策として進めた「会社に出勤しない業務遂行への組織整備」により、結果として業務効率化を生産性向上につなげ、売り上げ拡大と営業利益率向上の成果を生み出すことができました。
長年の課題であった業務効率化を、会社と自宅、会社と現場をICTで結んだことで一気に業務効率を進める結果となり「働き方改革」面でも大きな進捗がありました。またこれは一過性のものではなく76期以降も更なる進化が予測できる改革のスタートであったと考えております。
また令和3年4月より取り組んできた「社風として定着させたい推奨行動の具体化」プロジェクトを半年間部門責任者により進めた活動に明確な進捗がありました。これも第76期以降につながる成果物となりました。
時間で測る仕事をするのでなく、品質と量で自らの仕事を計測しつつ未来ある企業としての全体最適へのベクトルを合わせることができる自律した組織になりつつあると自負しております。
コロナ禍のなかではありましたが、未来へ繋がる大きな成果を得た年でありました。
ここに関係各位皆さまへ、心より感謝申し上げます。
第76期の目標と取組み
今期(第76期)数値目標は、売上高1,655百万円、営業利益55百万円としております。
多少の波を描きながらでも右肩上がりに安定的な業績維持向上を持続させるには、現事業領域での公共工事入札結果に大きく影響されない事業構造へ我々の強みを活かしつつ無理のないギアチェンジが必須であると、過去数年来取り組んでまいりました。
前期第75期の実績結果を受け、第76期には新たに詳細明確な中期計画を全社展開し、より安定的な業績維持への活動として人的資源面で活発な活動を展開いたします。公共工事入札結果に大きく影響されない事業構造へは大阪府外での入札機会拡大と民需の拡大が必須であり、これには我々が蓄積してきた技術技能に新たな触媒を加えた経営資源強化が喫緊課題となります。
特に人的資源面で更なる専門性の拡充を進めるべく、現社員引き続きの教育育成に加えてより積極的な新規採用活動を実施をしてまいります。
全社員個々が「仕事では常にベストを尽くす」を旨とし、仕事のなかで「自己成長」の楽しみを見いだし、引き続き社会貢献を為してゆく社会から存続を求められる中堅企業を目指します。
皆様のご指導ご鞭撻を、引続き宜しくお願いいたします。
【中期経営戦略】
引き続き現状分析と将来予測の全社展開を確実にし、既存の方法にとらわれないベストチョイスをリアルタイムで実現させることで、高利益体質への改革を進める。

【社員満足度向上】
規定・教育・評価の検証から見直し改善による満足度向上からの企業全体レベルアップ
【経営資源強化と有効活用】
自社をとりまく全経営資源の強みを余すことなく活用、共有することで増収増益を図る

「豊かで安全な社会」建設、それが我々の使命
