事業報告
第78期の成果と今後の取り組み
第78期の成果
年度 | 売上高 (千円、%前期比) |
営業利益 (千円、%前期比) |
経常利益 (千円、%前期比) |
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第78期 | R6年10月期 | 2,162,919 | 130% | 143,415 | 123% | 151,426 | 128% |
第77期 | R5年10月期 | 1,658,585 | 97% | 116,583 | 92% | 118,361 | 91% |
第76期 | R4年10月期 | 1,705,776 | 110% | 126,073 | 109% | 130,058 | 111% |
代表取締役
笠島 浩一
第78期(令和6年10月期)は、売上高2,162百万円(前期比130%)、営業利益高143百万円(前期比123%)となり、増収増益を達成いたしました。
期初目標は売上高2,030百万円、営業利益138百万円でした。よって目標金額比で売上高132百万円超過、営業利益は5百万円超過となり年度目標をクリアしました。
今年度は大きな躍進を目指した数値目標を達成できました。また事業規模拡大と共に、強い組織として為すべき基本的なところを緻密かつ計画的にスタートを切った一年であったと認識しております。
中堅企業への躍進を目指して以降、社員の地道な努力が実を結び始め自律意識が進み、組織ガバナンス構築を小さなことからコツコツと具体的な形で進み始めたことが実感できております。
まだまだスタート地点に立ったに過ぎず、これから数年先に打ち寄せる大きな波に乗るか乗れないかは、まだ見ていない大きな世界を知り、知識・技能を学び取る「自律的行動の有無」に依るものであります。引き続き中堅企業へ躍進を掲げ続け、事業を進めて参ります。
第78期目標達成にあたり、関係各位から頂いたご理解とご支援に心より感謝申し上げます。
第79期の目標と取組み
今期(第79期)数値目標は、売上高2,133百万円、営業利益 137百万円としております。
当社事業の大きな柱である交通信号設備のDX化が目の前に来ております。数年先には交通信号機制御に無線通信技術を融合させたシステムが当たり前の時代へと移行していきます。
現状は交通信号灯器LED化、信号柱根腐れ対応、信号制御器デジタル化で業界は活気を呈してはおりますが、その後にやってくる根本的DX化への準備が今こそ急がれます。
当社にとっては79期目にして、非常に大きな転機となる波が来ております。設立当初から交通信号機に係わってきた、また 「豊かで安全な社会」建設が我々の使命としている当社としては、この巨大な波に乗り遅れることはできません。
勇気をもって社会の変化に寄り沿い、我々の事業を継続させ、社員が安心して働き続けられる、社会から存続を求められる企業として前進して参ります。
引き続き皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
【中期経営戦略】
引き続き現状分析と将来予測の全社展開を確実にし、既存の方法にとらわれないベストチョイスをリアルタイムで実現させることで、高利益体質への改革を進める。
【社員満足度向上】
規定・教育・評価の検証から見直し改善による満足度向上からの企業全体レベルアップ
【経営資源強化と有効活用】
自社をとりまく全経営資源の強みを余すことなく活用、共有することで増収増益を図る
「豊かで安全な社会」建設、それが我々の使命