共栄電業ボイス

『新しい現実』というKeyWord

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『新しい現実』というKeyWord
1月25日から三日間「第125回全国経営者大会」(http://wizbiz.me/201701/
に参加してきました。日本全国から中小企業事業者600名弱参加で、
全14名の講演者から大きな刺激を受けました。



■東京大学大学院情報学環教授 坂村 健氏
《10から20年後に日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に》

坂村先生のI oT《近未来予測》公演から明確なイメージが出来上がりました。まずはロ
ボットの驚異的な進化をご紹介いただき納得。代替スピードはすごく速そう・・・!!

○YouTubeより「Atlas, The Next Generation/Boston Dynamic」
https://www.youtube.com/watch?v=rVlhMGQgDkY&feature=youtu.be

 また当社に影響深い「自動車の自動運転」は近年中に実現され、交通事故による死者数
について平成26年は4,113人でしたが、自動車に関わる事故による死者は一桁いや二桁ま
で減少させることが予想されるとのことです。つまり自動車事故死者年間数百人あわよく
ば数十人になるとのことです。

 その他、モノとモノが安価にインターネットで繋がっていくことで、企業・社会・生活
が激変する事実を目の当たりにしました。

※詳細な内容につきましては、㈱野村総合研究所のHPでデータが公開されております。

『日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に』
 ~601種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算~
http://www.nri.com/jp/news/2015/151202_1.aspx )

■ネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEO 高岡 浩三氏

 本ブログ題名『新しい現実』は、高岡氏の講演「21世紀の経営」で話にでた言葉で、強
く印象を受け引用させていただきました。イギリス産業革命での蒸気機関・電気・石油の
発明発見、近年ではインターネット普及が『新しい現実』で、これらが全産業にイノベー
ションを引き起こし社会全体を根本から変化させました。

 あるべき経営は既に「マネジメント」中心ではなく、『新しい現実』を予測し対応する
「マーケティング」主体であるべきとの話が心に響きました。顧客の気づいていない欲求
実現を創りだすことがイノベーションであり、これを推し進めることで企業は社会に貢献
し続けることが可能になるとの講演でした。

◆課題として共通している『新しい現実』

 米国のトランプ新大統領関係の話題が多く出ましたが、米国の変化はまさに日本にとっ
て『新しい現実』であり我々は新しい現実を見据えて先に進むのみとの結論であり、農林
業の未来を講演された小泉進次郎衆議院議員は米国及びヨーロッパの強烈な変化を含め
て、これからの日本を考えると「ワクワクする」と話されました。



 まずは我々個人各々が『新しい現実』を学び・予測しつつ、自分自身をしっかりと確立
させて仕事及び生活の中にもイノベーションを創りだすことが肝要であると再確認できた
三日間でした。
                            代表取締役  笠島 浩一
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